宮坂家の食卓

真澄 あらばしり

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今日は、朝から杉玉作りが始まりました。
工場のほうも新酒吟醸あらばしりの瓶詰めが始まり、
真澄の会社自体なんだか慌しくなってきました。
お稲荷さんにも「あらばしり」を呑んでいただいて
お味は如何ですか?
と心の中でつぶやきました。
吟醸あらばしりの色は・・・・
なかなか良い色に仕上がっていました。
発売は 23日
新酒祭りはhttp://www.masumi.co.jp/event/archives/000839.html
是非、いらしてくださいね

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即席手作り野沢菜漬けも来週には作ります。
先日は、諏訪のフリーペーパー「月刊プラザ」の取材がありました。
鶏の酒かすから揚げを作りました。
今回の文章もこちらにも公開いたします。
 

今から32年前、と申しますと、ずいぶん前のような感じがしますが、私にとりましては、ついこの前のような感じがいたします。その当時の私は石川県の金沢市に住んでおりました。
祖母と暮らした金沢時代、祖母・母を尊敬している私にとりましては憧れの金沢、そこで5年間女子校ミッションスクールで過ごしました。
 思春期を多くの友人に囲まれて、男子のいない学内で部活・文化祭と、学業よりも熱心に携わりました。東京にいた時代は、元は男子校!という中にいましたので、おとなしく小さくなっていましたので、これ幸いと弾け回りました。
ここでの生活が私の人生を変えた事は間違いないでしょう。
 暮れになりますと、祖母のところへ荒巻鮭が何本も集まります、すると祖母が「公美ちゃんやりますよ、いいですか?」と、まな板二枚、包丁二本を持ち出して、二人で捌き始めます。
二月に入りますと、蕪寿司(金沢の漬け物―麹で蕪と鰤を漬けます)を寒中、お蔵の前で漬けます。丁度試験期間中と重なり、気が気でなく手伝ったものです。
たまには夕方、学校から帰宅すると家の中は祖母のお仲間でわんわんしており、「公美ちゃん、皆さんの夕食は家でね、用意して・・・・。」
「はいはい!了解」「お酒はお持ち込みよ」
お勝手の入り口にはビールやら日本酒やらゴロゴロ。こんな環境で育ちましたので今があるのでは、と祖母に感謝しております。
まだまだ話は絶えませんが、今回はこの位で終了。
今年のクリスマスは天国で久しぶりの祖父と一緒に仲良く祝っているでしょう。

今回は金沢から「香箱(コウバコ)蟹」が送られてきましたので添えてみました。
昔から蟹の甲羅には日本酒を注ぎ、周りをお箸でつつきながら、感謝感謝!と食べました。

鶏の空揚げ
 酒粕 50g  日本酒 1カップ
  醤油 大さじ1 卵 1個 胡椒 少々
 粉 150g  塩 小さじ1 
  ベーキングパウダー  小さじ1/2
酒粕・日本酒・醤油・卵・胡椒をミキサーにかけて、粉類を入れて混ぜて、鶏肉にまぶし10分程おき、180度の油で揚げる。
 
 11月23日
   新酒 吟醸あらばしり 発売
 11月26日
   新酒祭り IMG_0401.JPG
 
 

2011年11月17日 18:29


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このブログ記事について

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宮坂 公美
衣食住に大変興味深く特に、食・器に関しては貪欲極まりない両親の元で育ち大学時代に様々なジャンルの料理教室に通い、母の教えの下父のお客様への「おもてなし」は日常茶飯事。

大学卒業後、ご縁があって当年結婚、三人の子育て中、三番目が小学校へ入学を機に、私も社会人一年生に。

「酒のある和やかな食卓」をテーマにCella MASUMIオープン
信州が好き・人が好き・お酒が好き。